――菊地さんといえば、『うたプリ(うたの☆プリンスさまっ♪)』好きとして知られてますよね。

 そうですね。ファンの方からいただくお花の色を紫(推しキャラである一ノ瀬トキヤのイメージカラー)にしてくれたりして、優しいなと思います

――ハマったのはいつですか?

 ホント最近です。2ヵ月前とか(インタビューは2022年に収録)。

――それから映画(『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』)を40回観にいってるのはすごいですね。

 ほぼ毎日のように行ってとか、1日6回観たりとかしてました。一緒に観る友達がいるんですけど、その子は100回以上観てます。

――どこにハマったんですか?

 映画はライブ方式なんですけど、それがすごく気軽に楽しめるというか、もともとのストーリーを知らない人でも楽しめるところがハマりやすくて。

――ゲームきっかけじゃないんですね。

 はい、映画から入りました。そこからアニメを観て、ゲームのストーリーとかもちょこちょこ見たり

――ゲームはしないんですか?

 ゲームはやり始めたら終わりだと思って、いまは控えてます。

――一ノ瀬トキヤの魅力はどこですか。

 なんだろうな、すごくしっかりしてて、楽器とかも全般弾けたりとか、すごく天才肌に見られがちなんですけど、実は陰では努力家で、すごく器用そうだけど不器用な面があって、ユニットの中でもみんなをしっかりと引っ張っていけるようなところがすごく魅力的ですね。

――ビジュアル面はどうでしょう。

 ビジュアルもすごくかっこよくて。あんまり好きにならない系のビジュアルなんですけど、トキヤはライブで観たときからすごくかっこいい顔をしてるなと思って、すごくハマりました。

――映画は“ライブ”なんですね。

 登場からアンコールまで、形式がライブ方式で、ストーリーはまったくないですね。しゃべるとしてもMCって形で。映画の前の話がもともとあるんですけど、それを観なくても楽しめるようになってて。

――最初に行ったのは、友達に誘われて?

 そうです。友達にたまたま誘われて観にいって、でもそのときはあんまりハマらなかったんですけど、その後に都内に数日間泊まる機会があって、「空き時間何もすることないな、映画でも観よっかな」って観たらすごい面白く思って、それから通うようになりましたね。

――2回目からハマったんですね。

 一人で行ったときにすごく面白くて、そこからいろいろグッズを買ったりとかして。

――いままでにアニメにハマった経験はあるんですか?

 もともとアニメとか漫画がすごく大好きだったので入りやすかったっていうのもあったんですけど、一番ハマってたのは、『うたプリ』の前だと『魔法使いの約束』とか、『Paradox Live』、漫画だと『呪術廻戦』(芥見下々)とか『東京卍リベンジャーズ』(和久井健)とか。少年漫画系が好きで、『ハイキュー!!』(古舘春一)とか。『ジャンプ』『マガジン』が多いですね。

――最初にハマった作品は覚えてます?

 一番最初にちゃんとハマったのは『侵略!イカ娘』(安部真弘)っていう、漫画でもありアニメでもあるんですけど、それがすごく面白くて、そこから『弱虫ペダル』(渡辺航)と『けいおん!』(かきふらい)とかを見るようになって、地元が舞台になってる『ガールズ&パンツァー』とかは聖地巡りに行ったりとか。めちゃくちゃグッズも積むタイプで。

――もともとオタク気質なんですかね。

 そうですね、もともとオタク気質ですね。

――熱い少年誌系も好きなんですね。

 スポーツ系全般好きで、『黒子のバスケ』(藤巻忠俊)とか『ハイキュー!!』とか『Free!』とか。『テニスの王子様』(許斐剛)はちょっとだけだったんですけど、あと『ダイヤのA』(寺嶋裕二)とか。

――漫画じゃなくてアニメのほうが基本ですか?

 いや、でも漫画のほうが多いですね、自分のペースで読めたりするのがすごくいいので、最近は漫画を集める事が多いですね。

――紙ですか?

 そうですね、単行本で手にとるのがすごく好きなので、きちんと日焼けしないようにカバーつけてる系の人です。

――新刊ですか?

 新刊で追ってたんですけど、最近はゲーム系にハマっちゃったので漫画は一旦お休みしてます。その前はちゃんと買って、『東京卍リベンジャーズ』がものすごく好きだったので、そのときは発売日にコンビニに行って。ちょうど自分が『週刊少年マガジン』の表紙だったときに、シールが付いてくるっていうので自分が表紙の雑誌を10冊以上買って。

――『リベンジャーズ』は誰が好きですか?

 『リベンジャーズ』は(松野)千冬君が一番好きで、すごいハマってました。

――どこが魅力でしょうか。

 千冬君はタケミチ(花垣武道)とかバジさん(場地圭介)とか、一度信じた人を最後まで信じるところの優しさとか。少年っぽさもありつつ、動物が好きなところとか優しい部分とか、すごくかわいくて好きです。

――内面を見て好きになるんですね。

 そうですね、内面派で、けっこうしっかりした子を好きになりますね。

――『呪術』だとどうでしょう。

 『呪術』は乙骨佑太くんが好きです。

――映画も観ました?

 観ました。ずっと泣いてて、明るくなったあともひとりで泣いててみたいな感じでしたね。私がめちゃくちゃ泣いてて、友達がドン引きしてました。

――少女漫画は読みますか?

 少女漫画も好きで、『ちゃお』とか『なかよし』とかは毎月買って集めてて、好きなのは単行本も買ってました。『ちゃお』だと一番世代だったのが『ドーリィ♪カノン』(やぶうち優)とか『極上!!めちゃモテ委員長』(にしむらともこ)とかその辺で。一番面白かったのは『キミは宙のすべて』(能登山けいこ)っていう『ちゃお』の漫画ですね。

――『ちゃお』以降はどうでしょう。

 そのあとは、一通り“少女漫画”というのを読んで、ちょっと新しい物を探したいなと思い、そこから少年漫画とかを読むようになりました。

――漫画アプリとかは使いますか?

 アプリとかはあまり読まないですね。買って読むほうが多いです。かさばっちゃうのがすごく大変なんですけど。『NARUTO -ナルト-』(岸本斉史)とか『MAJOR』(満田拓也)とか、いろんなところを占領してます。

――読み返したりもするんですか?

 長い作品だと読み返したりはしないですけど、3、4巻で完結するのは何回も読んだりもします。表紙とか見たりするのがすごい好きなので、大事にとってあります。

――けっこうたくさん買うんですね。

 そうですね。漫画が大好きなので、家に色々ありますね。『東京卍リベンジャーズ』とかは各巻2冊3冊ずつ。初版のときから追ってたので、最初は表紙が古いほうなんですよ。途中で重版したときから表紙が変わって、それを集め直したりとか、あと都道府県で全国展開してたときに一冊買うとポストカードが一枚もらえるので、それを集めたくて50冊くらい買ったりとか。千冬君が表紙のものは8冊以上あります。すごいオタクです。

――今後も好きな漫画との表紙共演の機会がたくさんありそうですね。ありがとうございました!