2013年に連載開始した、中国の春秋戦国時代を描いた歴史漫画『達人伝~9万里を風に乗り~』が、ついに完結、33巻と最終34巻が8月28日(月)に同時発売となる。エピローグでは、項羽と劉邦の楚漢戦争までを扱い、丹の三侠から受け継いだ炎の命が劉邦に引き継がれるまでが余すことなく描かれている。

 10年にもわたる大作を終えた王欣太は、休むまもなく次のプロジェクトを進行している。それが1989年のデビューから最新作の『達人伝』までの画業の集大成となる画集の発売だ。今回の画集は、完全に王欣太本人が自選した画を収録。『蒼天航路』『達人伝』の中国歴史モノはもちろん、デビュー間もない習作から『Fuckin'on』や『三界のスサ』といった単行本未収録の作品の完全掲載、『地獄の家』や『ReMember』などのカラー原画までが収録された、完全保存版の作品になっている。

 本人自らコンテを描き下ろしデザインまで監修した本作は、まさしく王欣太のこれまでの漫画家人生の集大成となるものだ。今作は一般書店での流通はなく、完全受注生産となっている。数量限定商品のため、予定数量に達し次第、販売を終了するので、お早めに申し込みしてほしい。

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